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住友ゴムと群馬大学が 共同研究、2020年内 サービス開始目指す【LIGARE Vol.49】

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2020/3/10(火)

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左から、住友ゴム工業 オートモーティブシステム事業部ソリューションビジネスチーム課長代理の西本尚弘氏
群馬大学 次世代モビリティ社会実装研究センター副センター長の小木津武樹氏
住友ゴム工業 オートモーティブシステム事業部ソリューションビジネスチームチームリーダーの谷村一晴氏

住友ゴム工業株式会社(以下、住友ゴム)は1月15日、群馬大学と協業で行っているレベル4(高度自動運転)に対応したタイヤ周辺サービスの共同研究状況をメディア向けに公開し、群馬大学の次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)にて自動運転車両の試乗会を行った。
【当記事は、雑誌LIGARE Vol.49の掲載記事をWeb用に再構成したものです】

タイヤのモニタリングでトラブルを未然に防ぐ

住友ゴムとCRANTS は昨年5 月から協業を開始し、現在レベル4 の自動運転車両に対応したタイヤ周辺サービスの共同研究を進めている。研究内容は、センサーを使用して走行時のタイヤ空気圧・温度を監視することで、パンクなどのトラブル発生時のメンテナンスに対応するというもの。昨年11 月には自動運転車両のタイヤ空気圧データとCRANTS内に設置されている自動運転管制所とのデータ連携を完成し、遠隔からのタイヤ空気圧のモニタリングが可能になった。これにより、タイヤに関する異常を感知した際、行動判断に必要な情報をCRANTS に設置された自動運転管制所に提供することで、無人の自動運転走行時のタイヤトラブルの予知保全につながるという。
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