スズキら、電動モビリティベースユニットを活用した自動除雪の実証実施
2025/2/28(金)
エバーブルーテクノロジーズ株式会社、北海道エアポート株式会社、およびスズキ株式会社(以下、スズキ)は2月26日、新千歳空港において自動除雪の実証実験共同実施を発表した。
同実証では、スズキの「電動モビリティベースユニット」を活用したエバーブルーテクノロジーズの無人除雪機「除雪ドローン®V3」を活用し、新千歳空港の空港内の一部区域を対象に自動除雪を実施した。スズキは、「電動モビリティベースユニット」をCES2025で発表、事業化に向けてIoTを活用した実証実験に取り組んでいる。
また、同実証は、除雪作業の効率化および安全性向上を目的とし、降雪地帯空港運営における持続可能なソリューションの可能性を検証した。主な検証項目は、「除雪性能の評価」、「運用の安全性」、「省人化・省コスト化」、「環境負荷の低減」だ。
なお、3社は、同実証の結果をもとに、無人除雪機「除雪ドローン」の実用化に向けた改良および追加開発を進め、北海道内の各空港への展開を検討していくと述べている。
(出典:スズキ Webサイトより)