スズキ、バイオガス・プラントをインドで建設へ UNIDO公募に採択
2025/7/24(木)
スズキは7月17日、国際連合工業開発機関(UNIDO)が公募した「グローバルサウス諸国への日本からの技術移転を通じた産業協力プログラム」に「インドの社会課題解決を目的として取り組む、インド酪農業界と日本の自動車会社の連携によるバイオガス事業」を申請し、採択を受けたことを発表。日本の技術を導入した新たなバイオガス・プラントの建設に向けて取り組んでいくという。
UNIDOは、日本の経済産業省による資金拠出のもと、グローバルサウス諸国における日本企業による大型実証の実施をサポートすることにより、グローバルサウス諸国と世界における技術革新、サプライチェーンの強化、産業インフラの確立を推進するプログラム「グローバルサウス諸国への日本からの技術移転を通じた産業協力プログラム」を実施している。
スズキは、インドのNational Dairy Development Board(全国酪農開発機構)や現地の乳業組合とともに、牛糞を原料としたバイオガスの製造および供給のため、バイオガス・プラントの稼働に向けて取り組んでおり、2025年より順次稼働を開始する。なお、スズキは、インドの成長とカーボンニュートラルの両立に貢献出来るよう、引き続きバイオガス事業に取り組んでいくと述べている。
(出典:スズキ Webサイトより)