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大成建設、西新宿「シン・デジタルツイン」始動 3D都市モデル活用

2022/11/24(木)

大成建設株式会社(以下、大成建設)は、西新宿エリアを高精度で再現した3D都市モデルを活用した西新宿「シン・デジタルツイン」プロジェクトを始動させる。11月18日付のプレスリリースで明かした。
東京都は、スマート東京先行実施エリアである西新宿で、「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」を実施している。同事業では、5Gや先端技術を活用した、まちづくりや働き方等の分野横断的なサービスの都市実装に向けた取り組みを推進している。今回のプロジェクトは、同事業の「5Gサービス都市実装プロジェクト」の一環として実施する。

また、同プロジェクトでは、レーザースキャンにより取得した地下空間や建物内部などの高精度のデータを、国土交通省が主導するPLATEAUなどの既存データと組み合わせる。これにより、都市全体のデジタルツインを構築し、西新宿の移動経路の可視化や将来のまちづくりの検討、自動配送ロボットとの連携など、まちの課題を解決するさまざまなサービスの基盤となることを目指す。

さらに、同社は、今後まちのデータの拡充をさらに進めていくと共に、新たなまちづくり基盤として積極的に活用していく予定だ。具体的には、自動運転や自動配送ロボットなどのスマートシティサービスとの連携や、まちづくりのシミュレーションツール(to B)・協創ツール(to C)への展開などだ。

くわえて、同社は、西新宿「シン・デジタルツイン」をVRで体験できるパビリオンを「FUN MORE TIME SHINJUKU」開催期間中に展開する。「芝生広場@都民広場」では11月21日~27日に、「スマートシティフェスタ」では25日~27日に展開するという。

(出典:大成建設 Webサイトより)

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