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「電柱に宅配ボックス」関電グループ・豊田自動織機らが京都でトライアル

2020/11/3(火)

まちなか宅配ボックス(プレスリリースより)

まちなか宅配ボックス
(豊田自動織機らの共同プレスリリースより)

関西電力送配電株式会社、株式会社豊田自動織機、株式会社日本ネットワークサポート、京都府、精華町、関西電力株式会社は、電柱等を活用した「まちなか宅配ボックスサービス」の試行を開始した。10月19日から2021年1月31日にかけて検証を行う。
「まちなか宅配ボックス」は、住宅地内の電柱等に設置した、いつでも誰でも利用できる共用型の宅配ボックス。地域住民のの生活エリアで宅配荷物の受け取りが可能になる。

今回の試行では、京都府精華町精華台1丁目および2丁目内において、関西電力送配電が保有している敷地内や民有地内に設置されている電柱等に、豊田自動織機が開発した宅配ボックスを、日本ネットワークサポート製の専用器具を用いて設置。住民に利用してもらいながら、スマートなまちづくりのための知見やデータを収集する。

この試行は、国土交通省によりスマートシティモデル事業の先行モデルプロジェクトとして選定された、「スマートけいはんなプロジェクト」の一環として行うもの。関西電力送配電が主体となり、豊田自動織機、日本ネットワークサポート、京都府、精華町、関西電力と連携し、ヤマト運輸株式会社、日本郵便株式会社、西濃運輸株式会社と協力し実施する。

近年、物流業界では、eコマースの進展による宅配荷物の増加や人手不足が深刻化しており、さらに新型コロナウイルス感染症の影響により、非接触での荷物の受け渡しに対する需要が高まっている。これらの課題に対する解決策の一つとして、誰でも自由に荷物を受け取ることができる共用型の宅配ボックスが注目されている。

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