日本製鉄とティアフォー、鋼材搬送車の自動運転共同プロジェクトの現状発表
2025/4/24(木)
日本製鉄とティアフォーは4月9日、2025年度に日本製鉄・名古屋製鉄所内で鋼材搬送車の自動運転開始を見込む。23年度に開始した共同プロジェクトの現状として発表した。
両社は、大型特殊車両・キャリアを自動運転化する共同開発プロジェクトを推進している。このプロジェクトは、将来的なドライバー不足や労働環境改善を目的として2023年度より開始され、2025年度より日本製鉄名古屋製鉄所構内の鋼材搬送において自動運転の導入を目指している。
ティアフォーは、今回の共同開発において、工場・私有地物流配送向けのリファレンスデザインを活用し、自動運転システムの開発を行っている。この取り組みを通し、人手不足解消や安全性の向上という社会課題への貢献を目指しているという。
なお、両社は、今回の共同開発を通して、自動運転技術を活用し、生産現場における効率化および安全性を高める取り組みを推進していくと述べている。