京浜急行とタイムズ、「レール&カーシェア」を開始 三浦半島の活性化へ
2018/12/5(水)
京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)とタイムズ24株式会社(以下、タイムズ)は、沿線価値向上および三浦半島の活性化を目的に、鉄道とカーシェアを組み合わせて効率よく移動する「レール&カーシェア」サービスを12月3日より開始する。
京急電鉄では、2017年4月にサービスを開始した「みうらレンタサイクル」や、2017年10月からは「みさきまぐろきっぷ」のリニューアルにあわせて2階建てオープントップバス「KEIKYU OPEN TOP BUS」の運行を開始し、新たな三浦半島の過ごし方を提案してきた。今回開始する「レール&カーシェア」サービスは、京急線の指定された駅の利用者を対象に、指定駅付近でカーシェアサービスのタイムズカープラスを「PASMO」で利用した場合、その利用料金を優待するサービスだ。さらに、タイムズカープラスで京急電鉄が運営する施設や三浦半島の観光名所を訪れると、タイムズカープラスで次回以降に利用できる電子優待券「プラスeチケット」を付与する、「ドライブチェックイン」サービスも同時に開始する。これにより、起伏の多い三浦半島でもドライブに最適な景観や名所を気軽に楽しむことができる。これまでにもタイムズは、京急電鉄が保有する駅周辺駐車場にタイムズカープラス車両を配備してきたが、この度の「レール&カーシェア」サービス開始に合わせ、6駅16台から14駅29台へと規模を拡大する方針だ。