東京メトロ・ドコモ・あんしん生命、MaaS×健康応援で連携
2020/12/16(水)
東京メトロ、NTTドコモ、あんしん生命は15日、東京都内における大都市型MaaSの取り組みである「my!東京MaaS」の一環として、MaaS×健康応援での連携を発表した。
「my!東京MaaS」は、東京メトロによる大都市型MaaSの取り組みだ。鉄道、シェアサイクル、タクシー、コミュニティバス、航空等の多様なモビリティやサービスと連携。東京メトロ my!アプリを配信して、リアルタイムな運行情報・列車走行位置の確認、鉄道・バス・タクシー・シェアサイクルといったマルチモーダルな経路検索などの機能を提供している。今回の東京メトロは同アプリのバージョンアップを発表。(1)新機能「ひと駅歩く検索」の提供開始、(2)パートナーとの連携拡大(アプリ連携先の拡大)、(3)列車内「混雑見える化」のアイコン表示による視認性の向上を実施する。
新機能である「ひと駅歩く検索」は、電車利用ではなくひと駅分歩くルートを表示する日本初の機能。アプリで経路を検索すると、徒歩ルートの距離と歩数が表示される。
パートナーとの連携拡大では、「ひと駅歩く検索」の提供開始にあわせて、NTTドコモが提供する「dヘルスケア」とあんしん生命「あるく保険」とのアプリ連携を開始する。さらに、シェアサイクルサービス「bike share service」とも連携し、経路検索の結果を引き継いでアプリを起動することが可能となる。
そして、列車内の「混雑見える化」では、利用者が混雑状況を確認しやすくなるようアイコンでの表示を開始する。
なお、新アプリの東京メトロmy!アプリと既存の東京メトロアプリは、2021年1月下旬まで両方とも利用でき、その後は統合される予定だ。アプリ統合には、既存の東京メトロアプリのバージョンアップが必要になる。
(出典:NTTドコモ Webサイトより)