東急ら、廃車部品を活用したグッズをふるさと納税の返礼品として出品
2023/3/24(金)
東急バス株式会社(以下、東急バス)、東急株式会社(以下、東急)は、東急バスの廃車部品を活用したグッズを、東急グループのふるさと納税ポータルサイト「ふるさとパレット」で出品した。3月20日付のプレスリリースで明かしている。
東急は、「ふるさとパレット」の運営を2019年10月に開始し、現在142自治体と約6万点の返礼品を掲載している。各自治体や地元の人と協働で、「地域の魅力を最大限にPRする」オリジナル返礼品の開発などを行い、それぞれの地域ならではの魅力発信・価値提供に取り組み中だ。今回の出品したグッズは、「東急バス LED方向幕セット」、「東急バス ジャンク品セット」の2種類だ。東京都目黒区(以下、目黒区)のふるさと納税の返礼品として、3月13日に出品している。両返礼品とも目黒区清水に所在する東急バス目黒工場において、廃車になったバス車体から取り外し、鑑賞用に家庭用電源対応などを施したものだ。
また、東急バスは、目黒区内にバス車両の運行・整備に関する拠点を構えている。このことから、両社は、ふるさと納税制度に関する目黒区の取り組みを応援。同時に、バスという地域間移動を支える公共交通機関の魅力を発信するために、3者間の想いが一致した結果実現した。なお、両社は、今後も返礼品ラインナップの拡充などの企画を検討・推進すると述べている。