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トムトム、自動運転技術開発支援のThe Autoware Foundationに加盟

2021/1/27(水)

オランダのロケーション企業であるTomTom(以下、トムトム)は20日、自動運転技術の開発を促進し、オープンソースプロジェクトAutowareを支援する非営利団体The Autoware Foundation(以下、AWF)に加盟したことを発表した。
AWFは、日本のティアフォー、アメリカのApex.AI、イギリスのLinaroが2018年に共同で設立した非営利団体。オープンソースの自動運転OSであるAutowareの普及と促進を目標に掲げる。トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)、米国運輸省、東京大学などが、Autowareのプラットフォームを活用している。
※2021年1月より社名変更・新体制へ移行。関連記事=https://ligare.news/story/tri-ad_20200729/
トムトムはプレミアムメンバーとしてAWFの技術委員会に参加。リアルタイム地図配信サービスのTomTom AutoStreamAutowareを、すぐに使用できるターンキーオープンソースインターフェースとしてAutowareに統合する。これにより、Autowareのデベロッパーとユーザーは、世界中を網羅するトムトムの高精度地図にアクセスし、アプリケーションの拡張が可能になる。
■トムトム自動運転部門責任者ウィレム・ストライボッシュ(Willem Strijbosch)氏のコメント 「Autowareは、オープンソースの自動運転ソフトウェアにおける真のリーダーです。AWFに加盟することで、トムトムは自動運転業界の世界的リーダーのネットワークに参加することができます。そしてなにより、トムトムの AutoStream や自動運転向け地図サービスなどトムトムの他のコンポーネントの検証・発展を一層促進させるプラットフォームとなります。」
■AWF代表理事である加藤真平氏(ティアフォー 創業者 兼 最高技術責任者)のコメント 「トムトムをAWFの一員として迎えることができ、大変嬉しく思っています。グローバル規模で拡張可能な高精度地図の生成およびメンテナンスにおける専門知識と能力を兼ね備えたメンバーを迎えることは、Autowareのソフトウェアの開発と世界中への展開を促進する鍵となります。」

(出典:TomTom プレスリリースより)

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