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トヨタ オリパラ専用EVのラインナップを発表 提供車両中EV比率90%で過去最大

2019/8/23(金)


主な提供車両の概要

1. 東京2020専用車両:APM

オリンピックスタジアム、有明テニスの森等大規模な会場を中心に約200台のAPMを導入し、大会関係者や選手、高齢者、身体の不自由な人、妊娠中や乳幼児連れの来客などアクセシビリティに配慮が必要な様々な来場者のラストワンマイル移動をサポート。一部車両は、夏季の大会における会場内の救護活動にも利用予定。

2. 東京2020専用仕様車

・e-Palette(東京2020オリンピック・パラリンピック仕様)
トヨタ初のAutono-MaaS専用EVとして選手村に十数台導入し、選手村内の巡回バスとして大会関係者や選手の移動をサポートする。
低床フロアや電動スロープ、停留所への正着制御により、車椅子の人も乗降しやすく、スムースな短距離移動をサポート。
自動運転(SAEレベル4相当)による運行を予定。各車両に1人オペレーターが搭乗し自動運転による運行をモニタリングするとともに、各車両の運行状況を統合的に管理するシステムも提供する。

・TOYOTA Concept-愛i(東京2020オリンピック・パラリンピック仕様)
EVによる先進的なワンモーションシルエットの外観デザインで、オリンピック聖火リレーの隊列車両やマラソン競技などの先導車として数台を導入し、東京2020大会を盛り上げる予定。
また、東京2020大会への提供車両に加え、大会期間中にMEGAWEB及びお台場・豊洲周辺の公道で体験試乗を実施予定。人の感情認識や嗜好推定を行い、会話を行うエージェント機能や自動運転(SAEレベル4相当)等の先進技術を紹介し、「人を理解する」AI技術により新しい移動体験をもたらす未来の愛車を体感できる。

3. その他の提供車両

・MIRAI
東京2020各会場間における大会関係者の移動用に約500台を導入。

・歩行領域EV
東京2020のオリンピックスタジアム、有明テニスの森等大規模な会場を中心に「立ち乗りタイプ」約300台を導入し、警備・メディカルスタッフの移動をサポートする。さらに、車いすの利用者や歩行困難者向けに、「座り乗りタイプ」と「車いす連結タイプ」を活用することも検討中。
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