契約車両に関する情報は、これまでメール・電話・印刷物などアナログでの提供が中心だった。「Customer Connect」により、ユーザーは、いつでも、どこでも、必要なときに、必要な情報をWEBで確認可能だ。営業担当に電話が繋がらない、メールでの問い合わせに対して回答が遅いなど、問い合わせの工数や待ち時間が解消できる。

また、新車を登録したときには、車検証情報を「Customer Connect」へ自動反映しメールで連絡する。これまで、TMSでは、ユーザーに車検証情報を提供する過程で1週間程度のタイムラグが発生していた。同サービスにより車検証情報の提供にかかる時間を、営業日中2日に短縮する。

さらに、「Customer Connect」の情報は、Excel形式でダウンロードすることができる。ダウンロードデータは、ユーザーが独自に作成する車両管理台帳への二次活用が可能だ。なお、TMSは、ユーザーの困りごと解決に向け、今後もDXに積極的に取り組むと述べている。