トヨタ中国で自動運転タクシー量産、開発会社Pony.aiと合弁設立
2023/8/30(水)
トヨタ系2社とPony.aiが自動運転の合弁会社を設立する調印式を行った
トヨタ自動車株式会社と中国の自動運転スタートアップPony.ai(小馬智行)はこのほど、自動運転タクシーを量産する合弁会社を設立すると発表した。トヨタの中国統括会社、トヨタ自動車(中国)投資有限公司、生産合弁会社の広汽豊田汽車有限公司とPony.aiの3社が発表した。
トヨタ自動車(中国)、広汽豊田汽車、Pony.aiの3社は2023年内に合弁会社を設立する。投資額は10億元(約200億円)超となる見込み。合弁会社はレベル4※の自動運転タクシーを量産する。
※特定条件下においてシステムが全ての運転タスクを実行する自動運転
新設の合弁会社による自動運転タクシーは、広汽豊田汽車が生産するBEVをベースにする。レベル4に適合したトヨタの安全システム、Pony.aiの自動運転システムを搭載する。
トヨタとPony.aiは19年8月より中国での自動運転開発で提携を続けている。19年9月にトヨタの車両を使って公道での自動運転実証実験を実施。23年8月現在、北京市、上海市、広州市、深圳市の4カ所で約200台の自動運転タクシーが走行している。
(画像出典：Pony.aiウェブサイトより)
