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トヨタ・モビリティ基金、高齢ドライバー・家族向け総合情報サイトを公開

2020/8/7(金)

トヨタモビリティ1

新サイト「高齢ドライバードットコム」のトップ画像
(TMFプレスリリースより)

一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(以下、TMF)は、交通安全に向けた取り組みの一環として、高齢ドライバーやその家族にとって有用な情報を集めた総合サイト「高齢ドライバードットコム」を制作し、8月5日に公開した。
日本では、交通事故の件数や死者数は減少しているが、高齢ドライバーが当事者になる事故は横ばい傾向にあり、75歳以上の高齢ドライバーによる免許人口当たりの交通死亡事故件数は、75歳未満の運転者の2.4倍にのぼる。

TMFは、今後も高齢の運転免許保有者の増加が見込まれることを踏まえ、高齢ドライバー向けの安全対策は急務だとして同ウェブサイトを制作した。

サイトでは、加齢に伴う高齢者の身体的特性の変化に応じた安全運転の方法や運転能力のセルフチェック、免許返納を検討する際の家族の接し方など、高齢ドライバーとその家族が日常生活の中で感じる関心事や不安・疑問の解消の参考となる情報について、行政、学識者、保険会社、自動車メーカーなど、交通安全に関わる多様な立場における取り組みやアドバイスを網羅的に紹介する。

TMFは、ウェブサイトのコンテンツの充実や関係機関との協働を通じた「人」への啓発活動に加え、「車」の安全性向上や「交通環境」の整備に取り組む専門家とも連携しながら、新たなアプローチや新しい技術の導入を通して「交通事故死傷者ゼロ社会」の実現に向けた活動を推進するとしている。

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