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トヨタシステムズら、「デジタルアニーラ」活用の車両生産指示システム稼働

2022/10/28(金)

株式会社トヨタシステムズ(以下、トヨタシステムズ)と富士通株式会社(以下、富士通)は、「デジタルアニーラ」を活用した車両生産指示システムの稼働を開始した。10月21日付のプレスリリースで明かしている。

両社は、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ自動車)に対し、膨大な組み合わせが生じる自動車の生産順序の最適化を目指した取り組みを進めていた。この取り組みは、富士通の量子インスパイアード技術「デジタルアニーラ」を活用したものだ。

今回、両社がシステムの稼働を開始したのは、トヨタ自動車の堤工場だ。自動車生産業務への「デジタルアニーラ」の適用は国内初の事例だ。同システムの稼働により、トヨタは、生産変動に対する迅速な対応や作業者の負荷軽減につなげることが可能となる。今後、トヨタシステムズと富士通は、トヨタの国内他工場に同システムを展開、将来的には海外工場への展開を目指す。

なお、トヨタシステムズは、今回蓄積した技術をもとに、IT領域からトヨタのビジネス変革を支援し、安心・安全・快適なモビリティ社会の実現を目指す。また、富士通は、サステナブルな世界の実現を目指す「Fujitsu Uvance」のもと、多様なユーザーのニーズに対応し、最適なIT環境とソリューションを提供していくと述べている。

(出典:トヨタシステムズ Webサイトより)

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