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トヨタグループのTRI-ADが新体制に移行 自動運転やWoven Cityの推進へ

2020/7/29(水)

画像:Adobe Stockより

トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社(以下、TRI-AD)は、2021年1月に持株会社ウーブン・プラネット・ホールディングス株式会社および事業会社ウーブン・コア株式会社、ウーブン・アルファ株式会社の新体制へ移行すると発表した。自動運転技術の開発と実装、トヨタの「Woven City(ウーブンシティ)」構想、開発プラットフォームなどを推進し、既存のトヨタの事業領域を越えた新たな価値創造を目指す。
持株会社のウーブン・プラネット・ホールディングスは、グループ全体に対する戦略的意思決定、パートナーとの協業拡大、新事業機会の創出および事業会社に対するシェアリングサービスの提供を行う。

ウーブン・コア(Woven CORE)はTRI-ADが取り組んで来たトヨタグループの自動運転技術の開発を引き続き担い、自動運転技術の開発、実装、市場導入・普及を通じてさらなる価値の提供を目指す。

ウーブン・アルファ(Woven Alpha)はWoven Cityのほか、車両ソフトウェアの開発プラットフォーム Arene(アリーン)、自動地図生成プラットフォーム AMP など、新領域の事業拡大を模索し、革新的なプロジェクトの立ち上げ・推進を行う。

3社の代表にはTRI-ADと同様にジェームス・カフナー氏が就く。事業開始は来年1月の予定。

TRI-ADは自動運転技術の実用化に向けた高品質なソフトウェアを提供するため、2018年3月に設立。トヨタ独自の自動運転の考え方「Mobility Teammate Concept」に基づく高度運転支援技術「Teammate」の開発を主導するなど、取り組みを続けてきた。
※自動車専用道路における高度運転支援技術。実際の交通状況、ドライバーの状態を元に認知、判断、操作をサポートし、周辺認識、自車位置推定、走行車線・位置選択、速度調整などを行いながら出口までの安全な運転支援を行う(引用:TRI-ADプレスリリースより)

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