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チューリング、完全自動運転実現に向け153億円の資金調達実施

2025/11/19(水)

Turing社(以下、チューリング)は11月17日、JICベンチャー・グロース・インベストメンツおよびグローバル・ブレインを共同リード投資家として、97.7億円の資金調達実施を発表。あわせて、みずほ銀行をアレンジャーとして、複数の銀行・金融系事業会社から55億円のシンジケートローンによる融資を受け、シリーズAの1st Closeとして合計152.7億円の資金調達完了を発表した。

今回の資金調達は、GMOインターネットグループ、デンソーなど複数の事業会社、ベンチャーキャピタル、銀行系CVCなどから実施している。チューリングは、計算基盤の拡充、社会実装に向けた事業体制の強化、E2E(End-to-End)自動運転AIと大規模基盤モデルを統合し「完全自動運転」の実現するMLエンジニアを中心とした人材採用に使用するという。なお、チューリングは、今後研究開発と事業展開の両輪をさらに強化し、日本発の完全自動運転実現および社会実装を目指していくと述べている。

■チューリング CEO 山本一成氏のコメント
人類のグランドチャレンジ「完全自動運転」。今回のシリーズA 1st Closeはその挑戦を次のフェーズへ進めるためのものです。

これまで積み上げてきた技術開発を基盤に、ここからは計算リソース、データ拡充、組織体制の強化をさらに進め、技術と事業の両輪を本格的に回していきます。

チューリングには強力なエンジニアが集まっていますし、これからも集まり続けます。CEOとして集めた最高の才能に責任を持ち、国産の完全自動運転を一日でも早く社会に届けるため、引き続き全力を尽くしていきます。

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