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ヴァル研究所、座席予約者の乗車判別システム発表 10月から提供開始

2021/9/22(水)

株式会社ヴァル研究所(以下、ヴァル研究所)は、10月1日より高速バスソリューション「Sokko-bus(ソッコーバス)」の提供を開始する。9月17日付のプレスリリースで発表した。

「Sokko-bus」は、予約した人が実際に乗車したかどうかを判別できるバス座席予約システムだ。予約しても現れない“NO SHOW”の場合には、別の予約を受け付けることで座席の販売ロスを低減する。さらに、予約なしで乗車した利用客を含め、車内の乗車状況をリアルタイムに把握することが可能だ。

利用者は、スマートフォンやパソコンのウェブブラウザから運行便の検索・予約を行う。乗車時にスマートフォンで予約画面を提示することで、乗務員による乗車を確認できる。予約から乗車までの一連のプロセスに利用者のスマートフォンを活用するため、バス車両内に新たなIT機器を積み込む必要がない。そのため、容易に導入・運用開始が可能だ。

また、京成バス株式会社・ジェイアールバス関東株式会社・東武バスセントラル株式会社の3社が、「Sokko-bus」を導入する。10月1日から運行予定の高速バスに提供を開始する予定だ。なお、ヴァル研究所は、今後も多様化するモビリティの利用者・提供者双方の課題解決や利便性向上に向けて取り組むという。そして、さまざまな顧客やパートナーとの連携・共創による新サービスの創出に努めると述べている。

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