WHILL、スクーター型新モデル「WHILL Model S」発表
2022/5/12(木)
WHILL株式会社(以下、WHILL社)は5月11日、近距離モビリティWHILLの製品ラインアップの1つとして、新しく歩道を走行できるスクーター※型の新モデル「WHILL Model S」を発表した。
WHILL社は2012年の創業以来、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに、歩行領域・屋内・施設内を中心とした近距離移動のプロダクトとサービスを展開してきた。2014年に発表した初号機「WHILL Model A」を皮切りに、「WHILL Model C2」、「WHILL Model F」の主要2モデルを、日本のみならず世界中で展開している。※時速6km以下で走行する近距離モビリティ(WHILL社のプレスリリースより)
「WHILL Model C2」の特徴は、オムニホイールに裏打ちされた力強い走破性と分解して車載できる点だ。一方、「WHILL Model F」は、軽量化と折りたたみによる持ち運びなどを実現し、CES 2022のAccessibility部門において、最優秀賞のBest of Innovation Awardを受賞している。
「WHILL Model S」は、WHILL製品群の大きな特徴の一つである高いデザイン性を受け継ぎながら、免許不要で安定してかつより長く走ることができる。同社は、「WHILL Model S」を免許を返納した後や自転車からの乗り換えなどに最適な新しい常識の移動手段として、超高齢化社会においてより快適で自由な外出促進を図るという。発売は2022年秋頃の予定だ。
なお、同社は今後、「WHILL Model C2」、「WHILL Model F」、新モデルの「WHILL Model S」の3種類を取りそろえることで、より多くのユーザーの幅広いニーズに応じた最適な近距離移動のプロダクトおよび付随するサービスを提供すると述べている。