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Will Smart、さいたま市のシェアリング実証実験にシステム提供

2021/3/26(金)

シェアリングサービスを提供する 超小型EV「FOMM ONE」

シェアリングサービスを提供する
超小型EV「FOMM ONE」

Will Smartは23日、さいたま市、ENEOSホールディングス、およびOpenStreetで2021年3月より実施する超小型EVシェアリングサービスの実証実験に、車両制御システム、およびデータ取得システムを提供することを発表した。
今回の実証実験は、国土交通省のスマートシティモデル事業の先行モデルプロジェクトに選定された「さいたま市スマートシティ推進事業」の取り組みの1つだ。複数のモビリティから移動シーンに合わせた最適な手段を選択できるシェア型モビリティサービスを構築する。

既にOpenStreetのシェアリングプラットフォームを活用した電動アシスト自転車、およびスクーターのシェアリングサービスを実装しており、新たに超小型EV「FOMM ONE」のシェアリングサービスを開始する。このEVにWill Smartの提供する「Will-MoBi」を搭載する。
「Will-MoBi」の主な機能は、遠隔での車両制御や車両の状態・位置データのリアルタイムでの取得などだ。今回の実証実験では、OpenStreetのシェアリングプラットフォームとWill Smartの「Will-MoBi」が連携し、車両制御やデータ取得を柔軟に実施できる仕組みを構築した。また、超小型EV独自のデータ取得やEV車両制御システムも今回の実証実験に合わせて構築している。
EVシェアリングサービスは、モビリティ拠点となるマルチモビリティステーションを8カ所20車室から片道利用できるサービスを開始し、順次拡大していく予定だ。なおWill Smartは、今後もこのような都市機能の利便性向上を目指すモビリティ領域におけるシステム提供を通じ、人々が安心して移動できる社会の実現に寄与すると述べている。

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