関西電力とWILLERが業務提携 電動化やビジネス展開を検討
2022/2/9(水)
関西電力株式会社(以下、関西電力)とWILLER株式会社(以下、WILLER)は、次世代モビリティ事業、および関連ビジネスを展開するために必要となる企画開発・実施に関する業務提携について合意した。2月7日付のプレスリリースで明かしている。
国内では人口減少や少子・高齢化などに伴い、地域社会の維持が困難になることが想定されている。交通分野では、持続可能である新たなモビリティサービスへの取り組みが必要とされている。さらに、2050年のカーボンニュートラル達成に向け、モビリティの電動化や再生可能エネルギーの活用等に対する社会の期待が高まっている。WILLERは、バスや鉄道などの移動サービスにITマーケティングシステムを導入し、移動に新たな価値を創造してきた。エリア回遊型移動サービスであるmobiについては、今後、カーボンニュートラルの達成に向け車両の電動化について検討を進める。
また、関西電力は、モビリティサービスにおいて、再生可能エネルギーやワイヤレス充電などのエネルギー供給および最適化マネジメントのシステムを開発するなど、エネルギーとモビリティを組み合わせたビジネス検討を推進する。なお、両社は、次世代モビリティ事業および関連ビジネスの開発・実施を進め、持続可能な移動サービスの創出・普及および脱炭素社会の実現に貢献すると述べている。