ウーブン・プラネットは、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)の子会社だ。トヨタは、モビリティカンパニーへの変革を加速させることを目的にウーブン・プラネットを設立し、「ヒト」、「モノ」、「情報」のモビリティを通じて、生活の質を向上させる製品やサービスの開発を進めている。今回のジョン・アブスマイヤー氏の採用は、2021年のリフト(Lyft)の自動運転部門レベル5(Level 5)、カーメラ(CARMERA)、レノボ・モーターズ(Renovo Motors)の買収に続く、ウーブン・プラネットのソフトウエアエンジニアリングおよび技術開発を推進する戦略の一環だ。同氏は、ウーブン・プラネットのCEOであるジェームス・カフナー氏の直属となる。

ジョン・アブスマイヤー氏は、CTOとして、これまでの自動車業界とソフトウエア業界での豊富な経験を生かし、ウーブン・プラネットの技術方針を策定する。さらに、同氏は、新しい技術の採用に関するアドバイスを行い、ウーブン・プラネットのエンジニアリングチーム、およびセキュリティ部門とIT部門を率い、日米間でさまざまなプロジェクトを推進していくという。

▼関係者のコメント
■ウーブン・プラネット 代表取締役CEO ジェームス・カフナー氏のコメント
この度、ジョンをウーブン・プラネットに迎えることができてとてもうれしく思っています。彼の学術分野での経歴、実績あるリーダーシップと自動車、テクノロジー、ビジネスの幅広い経験は、当社が先進的なモビリティ製品とサービスの開発を加速させる上で、素晴らしい財産になると考えています。さらに、サーバントリーダーシップに基づく彼の価値観は、私たちの存在意義とモビリティの可能性に対する信念と合致しています。

■ウーブン・プラネットCTO ジョン・アブスマイヤー氏のコメント
ウーブン・プラネットのCTOを務めることは光栄であり、身の引き締まる思いです。「安全でインテリジェントなヒト中心のモビリティをすべての人に提供する」という当社のミッションを加速させることは、一生に一度のチャンスだと思います。トヨタとともに未来に向けて、新しく有意義なモビリティ体験を通してお客様に喜びを届けたいと思います。この素晴らしい旅路を、あらゆる方法で、皆さんと一緒にお手伝いできることを楽しみにしています。