ゼンリン、アーバンエックステクノロジーズ社の株式取得・連結子会社化
2025/7/3(木)
ゼンリンは7月1日、アーバンエックステクノロジーズ社の株式取得と連結子会社化を発表した。
アーバンエックステクノロジーズ社は、自治体・企業のインフラ管理者向けに、AIを活用した道路等の点検を効率化するサービスを展開している。今回、同社がゼンリングループの一員となることで、インフラ管理を行う全国の自治体・企業の業務効率化に貢献するソリューションの提供を強力に推進することが可能となるという。
さらに、両社は、ゼンリンの保有する情報収集ノウハウや膨大なデータと、アーバンエックステクノロジーズの保有するAI技術を掛け合わせることで、インフラ管理をはじめとした新たなソリューションサービスを開発し、社会課題の解決およびDXに貢献するとともに、収益拡大を目指すと述べている。
■アーバンエックステクノロジーズ社 代表取締役 前田紘弥氏のコメント
当社は「都市インフラをアップデートし、すべての人の生活を豊かに」というミッションのもと、AI・画像解析を活用したインフラ管理 DX に取り組んでまいりました。今回、地図情報のリーディングカンパニーであるゼンリンのグループに参画できたことを大変うれしく思います。ゼンリンが保有する精緻な地図データと全国の顧客基盤、そして当社のAI技術を融合させることで、自治体・企業の皆さまに、より安全かつ効率的なインフラ維持管理ソリューションを提供できると確信しています。今後は「RoadManager」シリーズを核に、道路だけでなく多種多様なインフラに対象領域を拡大できるよう挑戦してまいります。
(出典:ゼンリン Webサイトより)