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ティアフォー、自動運転の世界モデル実用化へ

2024/3/25(月)

オープンソースの自動運転ソフトウエアを先導する株式会社ティアフォー(以下、ティアフォー)は3月25日、JAXAの宇宙探査イノベーションハブが行う第11回研究提案募集にて「自動運転の大規模走行環境に向けたNeural Radiance Fields(NeRF)による高品質センサシミュレーション技術」を提案し、採択された。

この研究では、自動運転の走行環境シミュレーション向けに、高品質かつ大規模なデジタルツインの開発を促進する。注目を集める世界モデルの一例であるNeRFを基に、車載カメラやLiDARなどのセンサデータからNeRFモデルを事前に構築し、写実的かつ低コストで自動運転の環境認識機能の検証を可能にするNeural Simulatorの開発に取り組む。これにより、地上のみならず宇宙でも利用可能な自動運転シミュレーション環境の構築を目指す。

2024年4月より、本RFPに基づく研究を開始する予定。ティアフォーは、ディープテック企業として自動運転技術の発展と持続可能な社会の実現に貢献していく。

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