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ボッシュ 自動運転関連事業の着実な成長 フランクフルトモーターショー2017

2017/10/16(月)

フランクフルトモーターショー2017 ボッシュのブース

自動運転関連事業の着実な成長

ボッシュは、電動車両向けに新開発されたパワートレイン「eAxle」を発表した。効率の向上と低コストを追求し、自動車メーカーの開発期間短縮に貢献するオールインワンシステムを採用している。モーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションという3種類のパワートレインコンポーネントを、ひとつのコンパクトユニットに統合することでパワートレインの効率化を測り、航続距離を伸ばすと同時に電気自動車の開発に要する時間の短縮にも寄与し、低コスト化を実現する。

また「eAxle」は、最大出力を68hpから408hpの範囲でカスタマイズすることが可能で、SUVなどの大型車両の完全電動化を視野に入れる。eAxleは非常に柔軟で、EV、ハイブリッド車、コンパクトカー、SUV、小型商用車にも搭載することが可能。量産開始は2019年頃を予定している。

ミリ波レーダーと車載カメラが車体に組み込まれている様子を公開



ミリ波レーダーと車載カメラ



また、ボッシュは、レーダー、ビデオ、超音波センサー、ブレーキ コントロール システム、電動パワーステアリング、ディスプレイ機器、そして車載/非車載のネットワーク化ソリューションなど、ほとんどの基本コンポーネントを内製している。2020年代初めにも、ボッシュの技術を搭載したクルマが高速道路上での高度自動運転(SAEレベル3)を認可される可能性があり、ダイムラーと提携した市街地での完全自動運転(SAEレベル4)、さらにはドライバーレス走行(SAEレベル5)の実現を目指している。

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