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フォルクスワーゲン 電動化への決意と覚悟 フランクフルトモーターショー2017

2017/10/16(月)

コンセプトカー「I.D. CROZZ Ⅱ」

電動化への決意と覚悟

2025年までにフル電気駆動車を23モデル提供すると発表し、電動化への同社の意気込みを表した。また、フランクフルト・モーターショーのプレビューイベント「フォルクスワーゲングループナイト」では新たな電動化戦略を発表した。

この新たな電動化戦略は、「ロードマップE」と命名され2030年までに、フォルクスワーゲングループの全ラインナップに、電動パワートレイン搭載車を設定するのが柱となる。

9月14日には、e-モビリティ事業のために200億ユーロ(約2兆6500億円)を超える予算を計上すると発表した。

この投資は、2タイプのまったく新しい電動プラットフォームをベースとした新型車の開発、工場の刷新、従業員の教育、充電インフラの整備、取引および販売網の構築、バッテリーの技術開発や生産などに向けられる予定。

フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラーCEOは、「自動車業界での変革は止まらない。フォルクスワーゲングループはその変革を導くだろう」と述べている。

「I.D. CROZZ Ⅱ」室内の様子



それに先駆け、フォルクスワーゲンの展開する電動モデルの「I.D」シリーズの「I.D CROZZ」を公開した。

SUVと4ドアクーペスタイルのクロスオーバーモデルで、新開発された共通プラットフォーム、「ニュー・オール・エレクトリック・アーキテクチャー」がベースとなっている。航続距離は最大600kmで、完全にデジタル化されたディスプレイやスイッチ類を備え、「I.D.」シリーズ共通の「vw.OS」をサポートし、スマートフォンをアップデートするように、簡単にソフトウェアを更新することができる。

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