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メルセデス・ベンツ 電気自動車普及への布石 「EQ」シリーズコンセプト発表 フランクフルトモーターショー2017 

2017/10/13(金)

メルセデス・ベンツ「Concept EQA」

電気自動車普及への布石 「EQ」シリーズコンセプト発表

メルセデス・ベンツは、2016年に立ち上げた電動パワートレイン車に特化した新ブランド「EQ」の新たなコンセプトカーである「コンセプトEQA」をはじめ、「GLC」をベースとした燃料電池車「GLC F-CELL」、カーシェアリングサービスでの利用を想定した「スマート Vision-EQ fortwo」、メルセデスAMGの創業50周年を記念して作られた「メルセデス AMG プロジェクトワン」などを発表した。

スマート Vision-EQ fortwo



「Future Now」というスローガンのもと今回のフランクフルト・モーターショー2017が開催されたが、その中でメルセデス・ベンツは独自の多彩な未来へのアプローチを見せ、加速する同社の電動化戦略に注目が集まった。

今回発表された「EQA」はコンパクト電気自動車として開発されている。ダイムラー社の役員であるHubertus Troska氏は「我々の成功にとって非常に重要なのは新規ユーザーの方々。新規ユーザーの方がメルセデス・ベンツの車を購入する時にまず選ぶのがコンパクトカーのセグメントだ。実際、ヨーロッパでは、新規ユーザーの70%がA-Classを購入し、アメリカではCLAオーナーの約半分がメルセデス・ベンツの新規ユーザーである。中国は、現在GLAの最も大きな市場となっている」と語った。新規ユーザー獲得に重要なセグメントであるコンセプトカーがいかに魅力的に見えるかがこのモデルの一つの重要なポイントとなっている。


 

同モデルは、航続距離400kmを実現し100km航続分の容量も10分以内に充電できると技術革新にも注目が集まる。

また、メルセデス・ベンツは9月12日「EQ」ブランドの最初の市販車の車名を「EQC」とすることを発表した。これは先に発表された「ジェネレーションEQ」をベースとして、2019年ごろからドイツ・ブレーメン工場で生産を開始する予定。より電動化戦力を加速させていく。

自動走行バスの「フューチャーバス」

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