将来は充電不要の EV も?京大発ベンチャーが市場投入を急ぐペロブスカイト太陽電池の現在地
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2026/3/18(水)
再生可能エネルギーの次世代技術として大阪・関西万博でも注目を集めた「ペロブスカイト太陽電池」。電化製品だけでなく建物の外装材にも利用でき、意匠性にも優れていることから実用化への期待が高い。ペロブスカイトの量産化は、どこまで進んでいるのか。
「どこでも電源®」を展開し、いつでもどこでも身近に電源がある社会の実現を目指す京都大学発スタートアップ、株式会社エネコートテクノロジーズ。代表取締役 CEOの加藤尚哉氏と管理本部長の小田哲哉氏に話を聞いた。
取材・文/LIGARE記者 平井 千恵美
「どこでも電源®」を展開し、いつでもどこでも身近に電源がある社会の実現を目指す京都大学発スタートアップ、株式会社エネコートテクノロジーズ。代表取締役 CEOの加藤尚哉氏と管理本部長の小田哲哉氏に話を聞いた。
取材・文/LIGARE記者 平井 千恵美
屋内でも発電可能!ペロブスカイトの潜在能力
――まず、ペロブスカイト太陽電池とシリコン太陽電池の違いについて教えてください。
エネコートテクノロジーズ(以下、エネ):ペロブスカイト太陽電池の最大の特徴は、軽い・薄い・柔軟なことです。これが従来のシリコン太陽電池との大きな違いです。
シリコン太陽電池は一定の厚みと重量があり、設置場所もある程度限られています。一方、ペロブスカイト太陽電池はフィルム状に加工できるため、これまでシリコン太陽電池の設置が難しかった曲面や、重さに制約がある場所にも応用できます。この特性が、注目されている理由の一つです。
――ペロブスカイト太陽電池は屋内の光でも発電できると聞きました。
エネ:はい。シリコン太陽電池は基本的に屋外向けですが、ペロブスカイト太陽電池は屋内でも屋外でも発電できます。
屋外の直射日光は約10万ルクスです。一方、室内の明るさは 数百ルクス程度と大きな差があります。シリコン太陽電池はこの低照度環境ではほとんど発電できませんが、当社のペロブスカイト太陽電池は、数百ルクス程度の室内光でも発電が可能です。そのため、リモコンやスマートウォッチといった小型機器であれば、電池交換を不要にできるポテンシャルがあります。
――量産化の見通しはいかがでしょうか。また課題はありますか。
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