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交通安全を“楽しく学ぶ”。自動車教習所が独自にゲームを開発した狙い

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2026/4/1(水)


「子どもたちに交通安全を楽しく学んでもらいたい」。そんな発想から、大阪府の寝屋川自動車教習所(ネヤガワドライビングスクール)が交通安全ゲーム「走れメロン」を独自開発した。

交通安全の基本ルールをゲームで体験しながら学ぶこの取り組みは、交通安全を身近に感じてもらうことを目的としている。一見すると意外な「教習所×ゲーム開発」という取り組み。その背景や狙いについて、同教習所 事業課長の稲岡正昭氏と広報担当の木村友祐氏に聞いた。

(取材・文/LIGARE記者 平井千恵美)


寝屋川自動車教習所 事業課長 稲岡正昭氏(左)、広報担当 木村友祐氏(右)
寝屋川自動車教習所は、独自の野外音楽フェスを教習所内で行う「NEYAGAWA DRIVE ROCK FES.」の開催や「寝屋川公園de秋祭り」「寝屋川ゲームフェスティバル」などのイベントを通じて、交通安全を楽しみながら伝える新たな取り組みを展開している。

AIを活用し、独学で交通安全ゲームを開発

猫の主人公メロンが、ネズミの王様にさらわれた妹マロンを救うために走り続けるストーリー



――まず「走れメロン」を自社で制作するに至った経緯を教えてください。

木村氏:もともとの出発点は「交通安全教育をもっと楽しんで受けてもらえないか」という発想でした。指定自動車教習所には、地域の交通安全教育センターとしての役割もあります。しかし、交通安全は身近なテーマである一方、イベントや講習を開催しても積極的に参加したいと思ってもらえないことが課題でした。

そこで、まず高校生や大学生向けに音楽フェスなどのイベントを開催し、多くの人に楽しんでいただきました。同時に交通安全教室も開催しましたが、楽しんでいる場では参加者の反応がよく、普段より自発的に話を聞いてもらえたと感じています。この経験を踏まえて「楽しんで受けられる交通安全教育とは何か」を考えた結果、ゲームという手段に行き着きました。

――ゲーム開発の経験はあったのでしょうか?

木村氏:いえ、ほとんどありませんでした。AIやプログラミングの情報を調べて「もしかしたら自分たちでゲームを作れるかもしれない」と思い、試してみたのが始まりです。

最初の試作は2週間ほどで形になり、その後改良を重ねて2カ月弱で完成しました。開発では生成AIを活用しながらプログラムを試作し、最終的にはノーコード型のゲーム開発ツールを使って完成させました。

――ゲームを通じて、プレイヤーにはどんな気づきを得てもらいたいと考えていますか?

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