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国内初「5G」、4K3Dモニターを活用した建機の遠隔施工

2018/2/19(月)

出典=大林組

KDDI、大林組、NECの3社は2月15日、次世代移動通信システム「5G」、4K3Dモニターを活用した建設機械による遠隔施工に国内で初めて成功したことを発表した。

本実証試験は、2018年2月1日から2018年2月14日まで、大林組の東京機械工場(埼玉県川越市南台1丁目10-4)で実施。災害復旧などに代表される危険作業においては、オペレーターが建機に搭乗せず、離れた場所から映像を頼りに建機を操作する無人運転が求められている。

しかし、遠隔操作は搭乗操作に比べ建機の動作が遅くなるため、作業効率が50%~60%程度に低下すると言われている。遠隔操作の場合に、建機に設置したカメラからの映像と建機を俯瞰する映像のみを頼りに作業を行うことが主な原因。

今回の実証試験では、「5G」の特長である高速・大容量通信を建機の遠隔操作に応用し、既存のモバイル通信では実現が困難であった高精細映像の伝送を実現することで、遠隔地にいるオペレーターへの情報提供量の増大による負荷軽減により、遠隔操作の作業効率を従来に比べ15%~25%改善した。

現行の建設機械に高精細4Kカメラを2台、2K全天球カメラを1台、2K俯瞰カメラを2台設置し、計5台からのカメラ映像を28GHz帯の超多素子アンテナによるビームフォーミングを活用して遠隔操作室に伝送。遠隔操作室では、裸眼でも自然に立体視が可能な4K対応の3Dモニターを導入することで従来のモニターに比べ奥行をより正確に捉えることが可能となり、作業効率を大幅に改善することができる。

これにより、遠隔地からでも繊細な操作が可能となるため、人が立ち寄ることができない災害現場においても復旧作業を安全かつ迅速に進めることができる。

なお、この実証試験は、総務省の技術試験事務における「5G」総合実証試験として実施されている。

【各社の役割】

KDDI…総務省の技術試験事務における「5G」総合実証試験の推進。「5G」のエリア設計

大林組…建機の遠隔操作システムの開発、試験

NEC…28GHz超多素子アンテナを用いた通信機器の開発、試験

 

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