ニュース

ACCESSとNTTドコモ、エネルギーマネジメント事業の協業で合意

2021/7/1(木)

「POWERGs」の概要

株式会社ACCESS(以下、ACCESS)と株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)は、需要家(家庭)向けエネルギーマネジメント事業において協業する。6月25日付のプレスリリースで、合意したことを明かしている。ACCESSが企画・開発する需要家(家庭)向けエネルギーマネジメント・ソリューション「POWERGs(パワージーズ)」にドコモIoTマネージドサービスを活用する。
世界規模で脱炭素化社会への取り組みが進む中、再生可能エネルギーの積極活用が注目されている。「POWERGs」では、太陽光発電や蓄電池、電気自動車(EV)等の電力使用量や発電量、充放電量といった電力データを見える化し管理することが可能だ。これにより、再生可能エネルギーの利用を最適化し、居住者の光熱費削減を実現する。

ACCESSは、「POWERGs」にエネルギー管理クラウドサービスおよび運用サポートをワンストップで提供する。ドコモは、電力データを集約するLTE回線(SIM)対応ゲートウェイを提供する。さらに、ドコモIoTマネージドサービスによる住宅環境でのIoT運用実績・ノウハウを活用した企画、運用管理をACCESSに提供する。エネマネ事業者のサービスの市場投入を迅速化し、開発・運用コストの削減を実現する。

「POWERGs」は、2022年2月を目途に、日本全国のエネルギーマネジメントサービス事業者を対象にACCESSのサービスとして提供開始する予定だ。さらに、両社は、収集した電力使用データとドコモが保有するデータを活用し、新たなデータ活用ビジネス創出を検討する。具体的には、見守り・自然災害対策・レコメンド機能等のビジネスを考えているという。

get_the_ID : 92454
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

ページ上部へ戻る