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大阪商工会議所とADK MS、消費者の購買行動変容に関する実証実験実施

2021/11/12(金)

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ(以下、ADK MS)は、MaaS社会実装推進に向けた、消費者の購買行動変容に関する実証実験を実施する。11月11日付のプレスリリースで明かした。大阪商工会議所の設置する、「異業種連携による生活者行動データ共同取得実証実験WG(ワーキンググループ)」とともに行う。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛や巣ごもり生活によって、インターネットショッピングの需要が拡大した。一方で、営業時間の短縮や店内での密を回避したい心理からか来店客数は減少傾向だ。自治体や商業施設からは、密を回避しながらも集客を回復したいという要望が多く寄せられているという。

ADK MSは、このような社会課題の解決のためにMaaSが有効な手段と捉えている。そして、「異業種連携による生活者行動データ共同取得実証実験WG」にて、幅広い異業種と連携した取り組みを企画・運営してきた。

「異業種連携による生活者行動データ共同取得実証実験WG」とは、大阪商工会議所の運営する、MaaS社会実装推進フォーラム内に設置されたWGだ。MaaS社会実装推進フォーラムには、MaaSに関心を有する企業・団体(2021年11月現在、266社)がメンバーとして参加。企業規模の垣根を越えた連携の創出、および2025年大阪・関西万博を見据えたスムーズな地域内移動に貢献できるMaaSの構築を目指している。


同実証実験の目的は、行動データによるオンラインでのEC購買と、オフラインでの接客などの顧客体験の融合だ。大阪市梅田の商業施設HEP FIVEにて11月12日から実施する。アパレルショップのECサイトで購入した商品を、オフピーク時間帯に店舗で受け取ると、HEP FIVEで使用できる飲食クーポンをもらうことができる。

同実証実験では、ほかにも、店舗滞在時間や移動時間を有効活用した新しい外出・購買体験機会を創出する。そして、今後は、リアル店舗の課題として相反する密回避と集客回復とを解決し、地域の商業施設の活性化と安心して買い物できる環境づくりの両立を目指す。

また、キャンペーンに参加するためには、本人の同意を得て行動データを収集する専用アプリの導入が必要だ。そこから得られたデータをもとに、実際に行動変容がどの程度生じたかを分析する。

さらに、同実証実験終了後は、規模を拡大した第2弾の実証実験を近畿経済産業局と共同で実施する予定としている。こちらは経済産業省の令和3年度地域新MaaS創出推進事業にも選定されている。

なお、ADK MSは、今後も、大阪商工会議所、および幅広い異業種と連携するという。そして、人々の移動にともなう豊かな体験価値の提供を通じて、MaaSの社会実装の推進に貢献すると述べている。

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