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JR東日本、駅空間にショールーミング拠点設置 買い物体験拡大へ

2021/11/12(金)

JRE MALLの
コミュニケーション戦略

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、駅構内にJRE MALL初のリアルショップなど、新たなショールーミングの拠点を設置する。11月9日付のプレスリリースで明かした。目的は、買い物体験をできる場の拡大だ。

同取り組みは、JR東日本グループが推進する「Beyond Stations構想」の一環として実施する。同社は、コーヒーと駅そばを上野・秋葉原・八王子の3駅で、シェアオフィスは全てのSTATION BOOTHで、サブスクリプションサービスを提供している。また、ロボバリスタ「Ella(エラ)」を活用したエキナカのコーヒーサービス向上も計画中だ。




同取り組みでは、駅空間にショーケース型店舗、オンライン接客型店舗、体験型ショールーム店舗の3タイプのショールーミング拠点を導入する。ショーケース型店舗「JRE MALL Car」とオンライン接客型店舗「JRE MALL Meet」は、山手線内の駅を中心に順次展開する予定だ。体験型ショールーム「JRE MALL Cafe」は、横浜駅に開業する。

「JRE MALL Car」は、JRE MALLで販売している商品を紹介する無人ショーケースだ。1分程度の短い接触時間で、商品情報や、ここでしか手に入らない特典情報、クーポンを提供する。QRコードからの商品を購入することなども可能だ。

「JRE MALL Meet」では、オンライン接客を体験できる。ユーザーの興味や属性に応じて、商品が紹介される。気になる商品は、オペレーターに相談の上で、JRE MALLで購入可能だ。一部の「JRE MALL Car」で実証実験を開始し、機能拡充と設置箇所拡大を進める。

「JRE MALL Cafe」では、JRE MALLで販売している商品を実際に見て・触れて・味わうことができる。2週間ごとにテーマを変更し、ふるさと納税の返礼品や心豊かな生活をサポートする商品を紹介する。

さらに、生産地のエリア紹介や販売者との双方向コミュニケーション、ワークショップなどのイベントも展開する。出展者は、店内企画と連動して開催する催事販売を通じて、リアルの場でのユーザーの反応を見ることができる。商品情報読込後の行動をフィードバックするマーケティングの場としても活用可能だ。

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