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京王電鉄、東京都青梅市で観光型MaaS「TAMa-GO青梅」実施

2021/11/11(木)

京王電鉄株式会社(以下、京王電鉄)と株式会社京王エージェンシー(以下、京王エージェンシー)は、東京都青梅市内での観光型MaaS「TAMa-GO(たま・ごー)青梅」を11月9日から11月29日まで実施する。10月29日付のプレスリリースで明かした。

京王電鉄と京王エージェンシーは、東京都と公益財団法人東京観光財団が公募した「西多摩地域観光型MaaS導入支援プロジェクト実証実験業務委託」に採択された。今回の実証実験は、同採択を受けて実施する。

京王電鉄は、東京都が公募した「令和2年度MaaS社会実装モデル構築に関する実証事業」にも採択されている。同社は、東京多摩エリアでのMaaSのサービス名を「TAMa-GO」とし、1月13日から2月28日まで実施した。さらに、東京都八王子市の南大沢駅周辺でも、「TAMa-GO」を活用した取り組みを実施している。



今回の実証実験の目的は、青梅エリアにおける観光客の利便性や回遊性の向上を図り、新規の観光客やリピーターの来訪を促すことだ。専用のスマートフォンサイトならびにアプリにおいて、「エリア内の観光情報や行程作成機能等の提供」「経路検索機能の提供」「Webチケットの販売」「デマンド交通の運行」など、さまざまなサービスを提供する。

「エリア内の観光情報や行程作成機能等の提供」では、デジタル地図で青梅エリアのオススメスポット(観光やアクティビティ、飲食・宿泊施設等)を発信する。そして、季節に合わせたモデルコースやデジタル地図から行きたい場所を選んでオリジナルの旅の行程作成ができるサービスを提供する。

「経路検索機能の提供」では、鉄道やバス、タクシーなど、さまざまな交通手段の最新の運行状況を反映したリアルタイムな経路検索ができるサービスを提供する。また、「Webチケットの販売」では、交通・観光・飲食のWebチケットが非接触で購入・利用ができるサービスや観光施設を巡るデジタルスタンプラリーを実施する。

「デマンド交通の運行」では、地域活性化を目的として、周辺の駅から離れた場所に点在する観光スポットにミーティングスポットを設置する。そして、エリア内の回遊性を高めるためデマンドによる輸送サービスを提供するという。

行程作成機能(左)

チケット販売画面(右)

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