エニカ、マーケティングツール提供開始 利用状況等を店舗単位で確認可能に
2023/10/13(金)
株式会社DeNA SOMPO Mobility(以下、DeNA SOMPO Mobility)は10月10日、「エニカ(Anyca)」において、マーケティングツール「エニカオーナーズボード(Anyca Owner’s Board)」の提供開始を発表した。
「エニカ」は、DeNA SOMPO Mobilityが運営しているカーシェアサービスだ。今回提供する「エニカオーナーズボード」を使うことで、カーシェア利用状況や各顧客の利用目的などを、ウェブベースの専用サイト上から店舗単位で横断的に確認、分析を行うことができる。自動車ディーラー向けカーシェアソリューション「ディーラーカーシェア」の加盟社を対象として提供するという。また、同社は、今回の提供開始に合わせて、ユーザーに対し、カーシェア利用前後に「購入意向の変化」の情報取得と「エニカオーナーズボード」上での情報提供も開始する。これにより、営業担当は、「意向にそった適切なコミュニケーションプランの設計(顧客分析)」が可能になる。くわえて、店舗マネージャーは、「見える化により、全体パフォーマンスの向上と機会損失の削減(自社分析)」が可能になるという。なお、同社は、将来的な集客機能などのアップデートも予定していると述べている。
■DeNA SOMPO Mobility 代表取締役社長 馬場光氏のコメント これまでエニカは多くのディーラーの方々が抱える経営課題である「お客様の来店機会の減少」に対しカーシェアで「体験機会を増やす」アプローチを提供し、新規顧客の開拓や既存顧客の活性化、再来店のきっかけを支援してきました。今回の「エニカオーナーズボード」提供開始により、加盟ディーラーの方々にとってより価値の高いものになっていくこと、さらには自動車ディーラー業界全体においてディーラーカーシェアを導入することがスタンダードになっていく未来を描いていきたいと考えています。