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アウディ チャージング ハブの実証実験、利用者の約60%がリピーター

2022/6/20(月)

Audi charging hub

アウディは6月8日、Audi charging hub(アウディ チャージング ハブ)の実証実験において、多くの肯定的なフィードバックが得られたことを明かした。
同施設は、ドイツのニュルンベルクに設置されている、急速充電ステーションだ。予約可能な6つの高出力充電ポイントを備えており、2022年1月から4月末までの間に、約3100回の充電が行われた。同施設の利用者の約60%がリピーターだという。

同施設は、都市型充電をコンセプトとして掲げており、主に自宅で充電できない、都会のドライバーにサービスを提供している。2022年の後半から、2番目のコンパクトなAudi charging hubの実証実験施設がチューリッヒの商業地区にオープンし、続いてザルツブルクとベルリンにも開設する。さらに、2023年と2024年半ばに、ドイツ本国でオープンする予定だ。

同施設には、柔軟に設置可能な立方体のコンテナを活用したキューブというエネルギー貯蔵システムを採用している。このコンテナは、短時間で組み立てたり解体したりすることが可能だ。充電した電力は、廃棄された開発テスト車両から取り出されたリチウムイオンバッテリーに蓄えられる。また、同施設は、グリーン電力契約を結んでおり、持続可能なエネルギー源からの電力のみを使用している。ルーフにはソーラーパネルを設置しており、最大30kWの追加のグリーンエネルギーを提供する。

さらに、同施設には、40m2のテラスを含む約200m2のバリアフリーラウンジや、2つの55インチスクリーンが備わっている。ユーザーは、このスクリーンを操作して、食料品、フィットネス、ショッピング、すぐ近くにある電動自転車のシェアリング施設といった各種サービスを利用することが可能だ。

■Audi charging hubプロジェクトマネージャーのラルフ ホルミグ氏のコメント 「チャージングハブの利用回数およびお客様からの好意的なフィードバックは、都市空間で柔軟かつプレミアムな急速充電インフラを提供するという、アウディのコンセプトが的確であったことを示しています」

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