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AZAPAエンジニアリング、愛知県西尾市と連携 自動運転試験も実施へ

2021/7/13(火)

AZAPAエンジニアリングが開発を進める
1人乗りの自動運転モビリティ
(仮称:パワーモビリティ)

AZAPAエンジニアリング株式会社(以下、AZAPAエンジニアリング)は愛知県西尾市と事業連携協定を7月14日に締結すると発表した。7月12日付のプレスリリースで明かしている。佐久島の活性化や移動課題の解決を目指し、持続可能な島づくりを推進する。

今回の事業連携協定の目的は、佐久島において、島民の移動手段を確保し、安全・安心な暮らしを推進することだ。さらに、観光施策の一環として、新たな交通手段の活用を通じ、活性化を図る。

AZAPAエンジニアリングは、誰もが気軽に、安全に活用できる1人乗りの自動運転モビリティ(仮称:パワースクーター)の開発を進めている。開発目的は、免許返納後の高齢者や過疎地域における交通弱者の移動課題の解決だ。佐久島は、高齢者率が高く、島内に公共交通が無いなどの特徴がある。パワースクーターが目指す課題解決の実証の場として最適であり、西尾市と協議を重ね、事業連携協定を締結することとなった。

なおAZAPAエンジニアリングは、年内に佐久島にて自動運転試験を含めたパワースクーターの実証実験を実施する。この実証実験によって開発課題やモビリティのニーズを把握し、今後の島内の本格導入も見据えて、開発に取り組んでいきたいという考えを示している。

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