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AZAPAら、EV車両開発期間短縮サポートサービスに新機能リリース

2023/9/20(水)

AZAPA株式会社(以下、AZAPA)は9月19日、Cyber Physical Solutionの新機能として、「性能モデル」とBMW iX xDrive50の「測定データ」、「分析レポート」、「同定モデル」のリリースを発表した。
今回の取り組みは、AZAPAと株式会社コベルコ科研と共同で実施する。両社は、EV車両開発期間短縮に役立つCyber Physical Solutionサービスを2022年9月より提供中だ。
今回リリースした「性能モデル(簡易モデル)」は、JAMBEで提供されている電気自動車電費モデル(ガイドライン/モデルNo.20011)をベースにモータを追加した。これにより、4輪駆動での動力/電費をシミュレーションできる性能モデルとなっている。車両諸元は、ベースモデル相当となっており、熱計算は削除。さらに、モデルパラメータは、複数のmファイルからの設定からエクセルのリストに変更してある。

また、「測定データ」では、実車による測定をテストコースやシャシダイで行い、時刻合わせ、物理量変換、ブランク補正などを施している。一方、「分析レポート」は、測定データをグラフ化、分析、考察し、対象の車の特徴を掴めるレポートになっている。

くわえて、「同定モデル」は、性能モデルをベースとして、制御モデルも詳細化や実車の測定データを解析した結果からモデル内の各コンポーネントに対してパラメータやMapを同定したという。

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