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使用済みタイヤから分割油等を生成 ブリヂストンがリサイクル開始

2023/6/13(火)

精密熱分解による
ケミカルリサイクルの概念図

株式会社ブリヂストン(以下、ブリヂストン)は6月8日、使用済みタイヤを熱分解することによって分解油や再生カーボンブラックを生成する取り組みを開始した。
この取り組みは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」において実施する2つの研究開発テーマのうちの1つだ。共同プロジェクトとして、ENEOS株式会社(以下、ENEOS)と進めているという。

また、今回の実証機の導入では、使用済みタイヤを精密熱分解して得られる分解油をリサイクルオイル化し、このオイルから合成ゴムの素原料であるブタジエンなどの化学品を高収率に製造するケミカルリサイクル技術の社会実装に向けた実証実験を行うものだ。今後、2030年までに量産を想定した大規模実証を予定しており、今回開始した取り組みはその第一歩となるという。

(出典:ブリヂストン Webサイトより)

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