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リサイクル、リユース関連取り組みまとめ【2023年1月~8月】

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2023/9/13(水)

住友理工らの協業による
研究開発の枠組み

モビリティ業界、およびエネルギー業界でもカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー(循環経済)といった概念から、リサイクルやリユースの取り組みが進んでいる。対象は、タイヤ、樹脂、EVに使用するバッテリー、太陽光パネルなどだ。当記事では2023年1月~8月に行われたリサイクル、リユース関連取り組みについてまとめる。

住友理工株式会社(以下、住友理工)

住友理工は8月3日、住友ゴム工業株式会社(以下、住友ゴム)、住友電気工業株式会社(以下、住友電工)と協業して、サーキュラーエコノミーの実現に向けたリサイクル技術の開発に取り組むと発表した。

住友理工は2022年11月、炭素回収・変換技術を有する米国のバイオ技術会社 LanzaTech Global, Inc.(以下、ランザテック社)との共同開発契約の締結を発表した。今回の取り組みでは、この共同開発に住友ゴムおよび、住友電工が参画する。3社が協業してランザテック社との開発に取り組むことで、ゴム・樹脂・ウレタン・金属などの廃棄物のサーキュラーエコノミーへの移行に向けた新たな技術を確立し、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーなどサステナブルな社会の実現に向けた取り組みを加速させていくという。

なお、3社での協業をスタートさせることで、住友理工の製品・廃棄物にくわえて、住友ゴムのタイヤや住友電工のワイヤーハーネスなど、3社グループ全体の製品や廃棄物が対象となる。これにより、循環型社会に向けて大きく進展することができると考えているとのことだ。



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