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ブロードリーフ Zenmovの株式を取得し持分法適用関連会社化 自社プラットフォームとMaaSを連携

2019/11/11(月)

(株)ブロードリーフ(本社:東京都品川区)は10月31日付けで、Zenmov(株)(本社:東京都港区)の株式を取得し、持分法適用関連会社化を発表した。本株式取得を機に、MaaS関連事業とBroadleaf Cloud Platfor※を連動させ、近距離公共交通システムの運行管理システムを支えるIT基盤を構築し、先端技術を応用したMaaSプラットフォームへと進化させる。
※ IT革新を実現するためのクラウドベースのデジタルビジネスプラットフォーム。大量データの収集・高速検索・分析、業務APIサービスの組み合わせによる短期間でのサービス実装、利用規模に合わせた高いスケーラビリティが特徴

近距離公共交通システム

運行スケジュール(時間・ルート・編成)や運転手のシフトをAIで最適化した運行管理システムとLow Speed Electric Vehicleと呼ばれる環境負荷の低い短距離向け電動車両と組み合わせた定期運行型の交通システム。移動需要に合わせて、運行形態を柔軟に変更。多くの都市が抱える慢性的な交通渋滞、騒音、排ガス汚染といった環境問題のほか、ローカル交通の低輸送効率やラストワンマイルを埋める近距離交通網の未整備といった社会問題を、ともに解決へと導くものであり、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みでもある。

Zenmov

NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)がフィリピンのマニラ市で実施した新公共交通システム実証事業の中核メンバーにより設立。近距離公共交通システムを、東南アジア全域に導入・普及させることを目的とした事業化を本格的に開始し、AIやIoTといったIT技術を用いた運行管理システムの年内リリースを目指す。その後、運行管理システムをLSEV(Low Speed Electric Vehicle)等の車両と組み合わせたMaaSの提供により社会課題解決に取り組む。

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