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ジェイテクト、JR東日本、ソフトバンクら10社 モビリティ変革コンソーシアムで11月25日からバス自動運転の技術実証を実施

2019/11/8(金)

自動運転実験用車両

(株)ジェイテクトは11月8日、東日本旅客鉄道(株)、ソフトバンク(株)、先進モビリティ(株)、愛知製鋼(株)、SBドライブ(株)、京セラ(株)、京セラコミュニケーションシステム(株)、日本信号(株)および日本電気(株)とモビリティ変革コンソーシアムで、「JR東日本管内のBRT※におけるバス自動運転の技術実証」の実施を発表した。本実証は、BRT専用道で大型自動運転バス(日野ブルーリボンシティ)を使用し、実用化を目指す上での自動運転に関する各種技術の検証を行うことを目的とする。※BRT(Bus Rapid Transit):バス高速輸送システム

実験の概要

■ 車線維持制御実験および速度制御実験

BRT専用道上に設置した機器(磁気マーカ)の情報を高感度磁気センサ(MIセンサ)で読み取り、自車位置を高精度に特定することで、GNSS(衛星全地球測位システム)電波の届かないトンネルを含む専用道上を円滑に走行する実験や、車両のアクセルとブレーキを自動制御し、柳津駅~陸前横山駅のBRT専用道上を最高60km/hでの走行を目指すとともに、決められた位置でスムーズに停止する実験を行う。

実証実験走行区間における目指す速度イメージ


■ 遠隔監視システムによる車内監視および利用者の動向検知の実験

車内にカメラを設置して、走行中の利用者の席移動などを人工知能(AI)で検知し、遠隔で走行を監視するオペレーターに自動で通知する実証、利用者の転倒などの事故を防止し、自動運転バスに安全に乗車できるための車内モニタリング機能の有用性を検証を行う。

遠隔監視システムのイメージ


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