「バンライフ・サウナ」のコンセプトは、「いつでも好きな場所で好きな人と」だ。車中泊ができる車を拠点にした旅行と生活スタイル「バンライフ」と、昨今流行中の「サウナ」を組み合わせた新しい“ととのい”体験を提供する。

「バンライフ・サウナ」では、合計7台の“サウナ車両”のカーシェアを開始した。内訳は、車内でサウナ入浴ができる自走型サウナカー1台と、テントサウナ(テント型のサウナ)貸し出しが可能なキャンピングカー/車中泊仕様の車6台だ。併せて、神奈川県葉山町や千葉県東金市などにある7カ所の車中泊スポットも公開した。

自走型サウナカー「SAUNA JUNKY零号(サウナジャンキーゼロゴウ)」は、オレタチノサウナ株式会社が企画・制作した。日産キャラバンをベース車両としており、サウナ、薪、サウナ用の石「サウナストーン」など含め1泊2万5000円〜で楽しめる。後部座席に設置したベンチ含め全内装をヒノキ貼りにし、大型薪ストーブを搭載、従来の温浴施設と同様本格的にサウナで“ととのう”ことができる。

ほかには、ロシア製MORZH(モルジュ)ブランドのテントサウナをオプションで追加できるキャンピングカーなどの車中泊仕様の車を提供する。景観を楽しめる大きな窓があるテントサウナ内には、ポータブル薪ストーブを組み立てて設置可能だ。サウナ後は、横になれる快適なベットを備えたキャンピングカーでバンライフ/車中泊体験をすることができる。

湖畔、海、川に近いキャンプ場などで、自走型サウナカーやテントサウナを使用し、自然に囲まれた川などを水風呂代わりに使用する。これにより、いつでも好きな場所で、ロウリュも含めたプライベート・サウナ体験を満喫することができる。また、同時に、サウナを楽しめる車中泊スポットも予約することができる。

なお、Carstayでは、今後、サウナテントのように追加オプションを増やすことで、利用者のバンライフの楽しみを拡げるとともに、キャンピングカーや車中泊スポットの所有者の収益増も図るという。そして、世代問わず支持される新たな生活と旅スタイル「バンライフ」の世界の拡大を進めると述べている。