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物流現場の省人化や自動化に向け、ZMPとシーイーシーが協業

2021/1/15(金)

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協業における、物流ロボットとバース管理システムの連携イメージ

株式会社シーイーシー(以下、シーイーシー)と株式会社ZMP(以下、ZMP)は、、シーイーシーの物流効率化ICTソリューション「LogiPull」のバース管理システムと、ZMPの物流支援ロボットの「CarriRo」シリーズを連携した新サービスの開発で協業した。

今後両社は、物流現場の人手不足解消のため、ICTを活用した省人化や自動化に向けた共同開発に取り組む方針だ。
※積み下ろしを行うスペース
ZMPは物流ロボットとして、台車型物流支援ロボットCarriRo、無人フォークリフトCarriRo Fork、無人けん引車CarriRo Tractorを展開し、倉庫・工場内におけるあらゆる搬送シーンを無人化するソリューションをワンストップで提供している。

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ZMPの主なロボット・サービス


一方、シーイーシーは、トラック待機時間や入出荷作業負荷の増大、荷待ちによる待機車両の解決のため、工場・物流センターのバース管理の効率化を支援している。バース管理システムは、トラック積み下ろしの課題解決やホワイト物流実現のために近年非常に需要が高まっている。

これまで物流現場では、物流搬送システムとバース管理システムは別々に運用されていた。そのため、トラック到着後のバース到着位置や入出庫荷物の確認、物流ロボットへの指示を人手で対応する必要があったという。

そこで両社は、以下のような流れの中で、トラックの入出庫情報と搬送ロボットをシームレスに連携させ、人手を介さず入荷・入庫から出荷に至る物流現場の効率化を実現するという方針で、協業を始めた。

入荷時:トラックのバース到着を検知し、無人フォークリフトに対して、バース位置および荷下ろし情報を送信
入庫時:無人フォークリフトが自動でトラックから商品を荷下ろしし、台車型搬送ロボットに積み替え。台車型搬送ロボットが倉庫・工場内の格納エリアに荷物を自動で搬送
出庫時:出荷予定時刻に合わせて出荷対象の荷物を台車型搬送ロボットがバースまで搬送
出荷時:無人フォークリフトが自動でトラックに荷物を積み込み

この中で、はじめに台車型搬送ロボットとの連携から着手し、2021年4月頃の提供を予定している。そのほか、ZMPの物流無人化ソリューションを一同に集めたショールームのCarriRoイノベーションセンター(東京都枝川)での実証や、顧客向けの連携サービスの見学会も随時開催予定だ。

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