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可動式滞在施設とマイクロモビリティの統合サービス実証開始 宮崎県日南市で

2020/2/11(火)

可動式滞在施設やマイクロモビリティ事業を展開する株式会社DADA、パナソニック株式会社、株式会社マイメリットは、宮崎県日南市と連携し、2月1日から29日まで、可動式滞在施設「BUSHOUSE」や電動アシスト自転車、電動キックボードを活用した、観光客向け統合型モビリティサービスの実証実験を開始した。
日南市は、年間を通して降雨量が少なく温暖な気候であることに加え、整備された球場やグラウンドがあることから、スポーツキャンプに人気の土地で、プロ野球やJリーグのキャンプシーズンに合わせて多くの観光客が訪れる。

一方で、短期間に集中して観光客が訪れるため、日南市内では観光客の宿泊や移動に課題を抱えている。そこで、DADAがマイクロバスを改装した可動式滞在施設「BUSHOUSE」、パナソニックが電動アシスト自転車、マイメリットが電動キックボードをそれぞれ提供し、滞在施設とモビリティが統合されたサービスを観光客向けに提供する実証実験を実施することとなった。DADAのプレスリリースでは「ストレスフリーな旅行体験の整備、高付加価値な観光体験の提供を実現し、観光地域の魅力向上につなげていきます」としている。

日南市が提供する遊休資産等をモビリティの設置場所として活用し、利用者は専用アプリ「PACK」上で各モビリティの乗車予約から決済までを行う。利用料金は、電動アシスト自転車と電動キックボードは1分あたり15円で、可動式滞在施設「BUSHOUSE」は1泊あたり8,000円となっている。
※最初の5分間は一律75円(税込)、以降1分ごとに15円(税込)

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