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電脳交通、新宿に東日本エリア拠点を開設 上場も視野に体制強化

2021/2/4(木)

画像素材提供:(C)WeWork

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株式会社電脳交通(以下、電脳交通)は、同社が掲げる「タクシーのDX推進」に向けたさらなる事業展開加速のために、2021年2月から東日本エリア拠点を東京・新宿に開設した。タクシー事業者を始めとする交通事業者向けサービス提供の加速、東日本エリアにおける採用強化、今後の上場を見据えた管理部門機能強化への取り組みを進める。
2015年に徳島で創業した電脳交通は、クラウド型タクシー配車システム・配車委託サービスを四国・西日本中心に展開し、2018年にはJapanTaxi(現Mobility Technologies)やJR西日本などと資本業務提携を実施した。

2019年、元IDOM役員の北島 昇氏をCOOに迎え、11月には初の東京拠点を大手町のビジネスエアポートに設置し地域交通の課題解決、タクシー業界向けのサービス提供など事業拡大と採用強化に取り組んできた。

2020年は新型コロナウイルスによって交通業界全体が苦境に陥るなか、昨年対比200〜300%ペースの事業成長を維持し、27都道府県にサービスを展開。業界大手の第一交通・エムケイとの提携を開始し、10月に三菱商事やJR東日本などを引受先とする総額5億円の資金調達を実施した。

そのほか、8月には地方のタクシー事業者らと連携して一般社団法人「X Taxi(クロスタクシー)」を立ち上げ、タクシー業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じた新たなモビリティーサービスの創出なども推進している。

そして2021年、電脳交通はすでに取り組み始めている本格的な全国展開の一環として、2月1日に東京・新宿にオフィスを開設した。今後は、東日本エリアでの営業拡大、上場準備を見据えた管理部門機能の構築、さらに首都圏での中途採用強化に注力する方針だ。

▼電脳交通 代表取締役CEO 近藤洋祐氏のインタビューはこちら!▼

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