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電脳交通、地方交通を支える「クラウド共同無線パートナーシップ制度」開始

2020/10/21(水)

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「クラウド共同無線パートナーシップ制度」のイメージ図

株式会社電脳交通(以下、電脳交通)は、「クラウド共同無線パートナーシップ制度」を10月21日より開始した。これまで配車委託サービスの提供で培ったノウハウと専用システムを提供し、効率的な配車の仕組みを構築・活用したいタクシー事業者とのパートナーシップの強化をめざす。
今回提供開始する「クラウド共同無線パートナーシップ制度」は、約5年に渡って配車実績がある「配車センター委託サービス」「リモート配車」の運用ノウハウと、これまで電脳交通が社内で使用していた共同配車向けシステムを日本全国のパートナー事業者に提供し、各地域ごとに適した共同配車の運用を実現する制度だ。

大きな特徴の一つは、従来の共同配車で必須だった「配車ルールの統一や電話番号の変更が不要」な点だ。これまでの配車ルールを変更すること無く、複数の配車ルールを並行して運用することが可能になる。すでにこの仕組みを活用し、サン無線事業協同組合(神戸)、明交運輸事業協同組合(福岡)より配車センター業務を譲り受け営業を続けている。

パートナーシップ制度の第一弾として、TKタクシーが北海道エリアで導入することが決まっており、周辺で運行するタクシー事業者の共同配車を受け入れる体制を整えている。また、その他のエリアでもパートナーシップ制度を希望する事業者の募集も行なっている。

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左:株式会社電脳交通 代表取締役社長 近藤 洋祐氏
右:TKタクシー 代表取締役社長 小林 義幸氏

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