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デンソーテン、タクシー支援システム新モデル発表 S.RIDEも標準対応

2021/7/14(水)

「どこでも配車機能」イメージ

株式会社デンソーテン(以下、デンソーテン)は7月13日、タクシー支援システムの新モデル「Type-C」を2021年夏から発売すると発表した。このシステムは、小規模のタクシー事業者向けのもので、タブレット端末に機能を集約し、クラウド型webサービスを活用するという。

タクシー業界は、スマートフォン配車アプリやネット決済など、さまざまな新サービスへの対応が進む一方で、経営の効率化も求められている。今回のシステムでは、タブレット端末と汎用PCで利用できるクラウド型webサービスを活用する。従来のような専用機器を用いたシステムを構築する必要がないため、システム導入時のコスト削減につながる。

「Type-C」には、市場のニーズに応えるため、タブレット端末の活用法を追求し、「どこでも配車機能」という新機能を追加した。この機能を使うことで、利用者からの注文電話を直接タブレット端末で受信し、配車処理を行うことができる。深夜などの閑散時間帯にコールセンターにオペレータが不在でも、タブレット端末があればどこからでも簡易的な配車業務が可能だ。さらに、S.RIDE株式会社と協業し、タクシーアプリ「S.RIDE」(エスライド)にも標準対応している。

なお、デンソーテンは今後、「クルマの価値向上」や、「生活の価値向上」への取り組みを具体化し、利用者・社会に貢献していくと述べている。

(出典:デンソーテン Webサイトより)

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