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シェアサイクル「ダイチャリ」、埼玉県富士見市で7月中旬から実証実験

2021/7/14(水)

モビリティPLUS代表取締役社長 三橋美和 氏
富士見市長 星野光弘 氏

埼玉県富士見市とシナネンモビリティPLUS株式会社(以下、モビリティPLUS)は、「富士見市シェアサイクル事業の実証実験に関する基本協定書」を7月9日に締結した。シナネンホールディングス株式会社が、7月12日付のプレスリリースで明かしている。また、7月中旬以降にシェアサイクル事業の実証実験を開始する。

シェアサイクルは、公共交通の機能の補完・代替、放置自転車等の課題、スマートムーブの推進、地域の活性化に有効であると考えられている。今回の実証実験では、その有効性及び課題を検証する。市役所や公民館など約20箇所程度を皮切りにシェアサイクルの貸し出し・返却拠点のステーションを設置し、実証実験を開始する予定だ。

モビリティPLUSは、「HELLO CYCLING」を活⽤したシェアサイクル「ダイチャリ」を展開している。「HELLO CYCLING」は、OpenStreet株式会社が提供するシェアサイクルプラットフォームだ。今回の実証実験でのモビリティPLUSの役割は、「ダイチャリ」の運営、ステーションの開拓、関係事業者との調整だ。ステーションの開拓では、コンビニエンスストアやスーパー、ドラッグストアなど民間企業と連携する。実施期間は、2021年7月中旬頃から2023年3月31日までの予定だ。

自転車は、新型コロナウイルス禍において3密を避ける移動手段として注目されている。今回の実証実験においてもシェアサイクルが新たな都市の交通システムとして定着することを目指すと述べている。

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