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【中国・四国・九州地方初】DiDi、広島県で事前確定運賃を開始

2021/3/2(火)

DiDiモビリティジャパン(以下、DiDi)は1日、広島交通圏でタクシー配車アプリ「DiDi」の事前確定運賃サービスを始めると発表した。中国・四国・九州地方での事前確定運賃のサービスはDiDiが初となる。
事前確定運賃は、2019年10月25日に国土交通省が札幌、東京などの27地域を対象に初めて認可したタクシーの新しい運賃体系だ。乗車前に運賃が確定するため、「渋滞や回り道等により運賃が高くなるかもしれない」「到着するまでメーターが気になる」というユーザーの不安がなくなる。DiDiでは既に、北海道(旭川交通圏)、静岡(浜松交通圏)、愛知(名古屋交通圏)で事前確定運賃のサービスを提供中だ。

今回のサービスの対象エリアは、広島市(平成17年4月25日編入の旧佐伯郡湯来町の区域を除く)、廿日市市(平成15年3月1日編入の旧佐伯郡佐伯町、吉和村及び平成17年11月3日編入の旧佐伯郡大野町、宮島町の区域を除く)、安芸郡海田町、府中町、熊野町、および坂町の区域だ。これらの区域内では、広三自動車、胡タクシー、丸三タクシーの3企業がDiDiと提携している。

事前確定を利用するためには、まずDiDiアプリのサイドメニューから「事前確定運賃」のスイッチをオンにし、行き先と乗車地点を入力、「事前確定運賃」をタップする。次に希望のタクシー会社とルートを選択し、「一般タクシーを呼ぶ」をタップする。最後に乗車地点を指定し、「注文する」をタップして注文を確定する。なお高速道路の通行料は事前確定運賃の中には含まれない。

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